神代でまたまた展示などしていただき、展示会や温室訪問で多肉を増やし、絶好調な私たち親子。
親子で結託して「次はこういうのほしいねえ」「もっと…買いたい」と欲も出てきたところに師匠からガツンとひとこと。「蒐集家ではなく栽培家になってほしい。買って増やすだけでなく、きちんと育てて増やせるようになりなさい。」
息子もこのひとことはかなりインパクトがあったようです。
多肉植物が趣味という人を指して「趣味家」という言葉がしばしば使われます。これは「好きです、趣味にしています」というニュアンスでしょうか。
そ
の他「栽培家」というとただ趣味ですというだけでなく「育てあげる」「育てて増やす」というように育成に力を入れている意味が強まってきます。一方「蒐
集家」は「集める」という意味ですね。ただ集めては枯らす、そしてまた新しい鉢を買うの繰り返しではダメだよ。多肉植物が好きならば、そういう切り花感覚で愛でるだけでなく、栽培の楽しさまで踏み込んでほしいというのが師匠のお考え。
写真のハオルシア・オブツーサはドドソン系と呼ばれる大型で少し紫がかった色のもの。緑色のオブツーサと比べると色の違いがわかりますか?
こうしてうちに来てから育った子はやはり特別に愛着がでてきますね。
一般に多肉植物は育てるのが簡単と言われていて、事実そうかもしれません。でも難しい種類もたくさんあるし、難易度は中くらいでも美しく育て上げたり、何年もかけて株を大きくしていくことは並大抵ではありません。
国際多肉植物協会の例会では毎月必ず品評会があるのですが、そこに出てくる鉢は「ここまでくるのに実生から育てて10年かかった」などなど苦心して栽培されたものばかり。即席栽培の鉢
はひとつもありません。
ベテランの栽培家の方が20年、30年と年月をかけて育てた鉢は本当にすごいです!
いつかは私たちもそんな域に行きたいものです。
あれれ? 我が家の庭のエケベリアが植わっている鉢に突如としてキノコがあらわれた。
最近は息子がキノコを拾ってきては「胞子を飛ばすんだ」と言って土に向かってキノコをさかんに振ったり、キノコを庭の地面に植えたりしているので、その成
果が実ったのでしょうか?
それにしても、乾燥地帯に生えている多肉植物とじめじめを好むキノコが同じ鉢に同居している様は結構珍しいのでは。。。不思議な感じです。
このふたり、両者の志向があまりにも違いすぎますよね…。奇妙な同居はキノコが枯れて午前中いっぱいで解消となりました。
*この記事はもうひとつのブログ「豆っこ倶楽部<菌類別館>」でも掲載しています。
師匠が息子の植え替え練習用のために神代植物園の展示会でお手頃価格のコノフィツムを見つくろってくださいました。「失敗しても枯らしちゃってもいいから、とにかく自分でやらせなさい」とアドバイスをいただき、さっそく挑戦です。
鉢は春に入手したあの錦園の角鉢。ついに登場です!
土を盛った後、霧吹きで湿らせて…。割り箸をさして土に穴を開けて、くぼんだところにコノフィツムを順々に植えていきます。途中少し辛くなったけれど、辛抱強く小さなカップ6鉢分すべて植え替えました。
師匠の植え方の真似をして、自分で拾ってきた石をいくつかあしらって、庭園風に仕立ててみました。
完成です!
ひとつだけ、お花が咲きかけているのがうれしい。。。
ずっと目標だったメセンの角鉢群生。ただし、育てたのではなくて、集めて植えただけ。そこのところは息子もよくわかっていて「これが自分で育てたのだったら、すごいのにねえ…」とひとこと。
それでも群生は群生。達成感は結構あったようです。
だんだん調子にのってきた息子は「これは品評会に出せますか?」と師匠に訊いてみました。そこで私たちが言われたのは「せっかくちゃんと植えられたのだから、再来年までがんばって育てられたら、出品してごらん」というお答え。「その鉢を見た人から、時間をかけて育てあげた丹精の鉢だなと感じてもらえるようにするには最低そのくらいの時間はかかる」とのこと。「今出して、幼い子供が作ったという点だけでお情けで誉めてもらっても仕方がないでしょう。そういうこと一切抜きで評価してもらえる鉢を作りなさい。」…師匠はキビシイけれど、さすが師匠です!
がんばって育てます。
昨日神代から連れ帰ってきたメセンたちを披露しますね。
その1:師匠が某処からのお蔵出しで入手してきたコノフィツムで寄せ植えを作ってくださったもの。
その他、コノフィツムをいくつかいただいて帰りました。
そういえば、トルコの高級手織り絨毯も昔は子供が手作業で作っていたって聞いたことがある…。
さあ、今日から神代植物公園で秋のサボテン・多肉植物展示会だ。
コノフィツム・玉彦、オフタルモフィルム・風鈴玉、クラッスラ・稚児姿の3鉢です。